歴史散歩 16
玉川上水を歩く
多摩川の水はどうやって崖をはいあがり、武蔵野台地に上るのか……!?
7月13日(日) 集合:JR青梅線羽村駅 改札口10時
解散:JR立川駅 3時ごろ
歩きやすい靴と服装でご参加ください。
参加費:1000円(シビル会員は800円) 高校生500円
案内人:福田 恵一さん(中学校社会科教員)
★お問い合わせ/申し込み シビル1階事務室(月曜〜土曜 午後1時〜7時)
電話:042-524-9014(担当 こうの)
メール:civiltachikawa@yahoo.co.jp
案内人からの一言 玉川上水のすばらしさを自分の足で
江戸時代初期、大きくなった江戸の飲み水を確保するために、玉川上水がひかれたことはよく知られています。そして、その水が武蔵野台地の開発に役だったことも有名です。
でも、川の水を台地に引くことはそう簡単なことではありません。何しろ水は1cmたりとも低いところから高いところには流れません。川はその地域で一番低いところを流れているのですから、川より一段高い台地上に、その水は上れないのです。
ところが玉川上水は、崖をはい上がるように引かれ、みごとな技術で(?)、多摩川の水を1段、イヤ、羽村の堰からは2、3段も高い武蔵野台地に上らせてしまうのです。
そんなばかなことが! でも、羽村の堰で多摩川から引かれた玉川上水は、ちゃんと三鷹駅の下を通っているではありませんか。三鷹駅は武蔵野台地のほぼ頂上です。
玉川上水がどうやって崖をはいあがり、台地に上るのか……!? それを考え、自分の足で歩き、目で確かめて、体感しよう、というのが今回のシビル講座「玉川上水を歩く」です。
ついでに、玉川上水の分水はどうやって引かれ、何に使われたのかも、見てみたいと思っています。