戦後80年を考えるシリーズ・第七回企画
①「牛島満と沖縄戦」
②「首里城下旧第32軍司令部壕の保存と公開の今と提案」
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牛島貞満さん |
講師:牛島 貞満さん
(語り部 司令官・牛島満の孫)
プロフィール
日 時 ①2025年9月6日(土)
②2025年9月20日(土)
14:00〜16:30(開場13:30)
場 所 柴中会公会堂 (地図)
受講料 各回 1000円(シビル会員 800円)
定 員 40名 (要予約 予約方法は下記)
シビル市民講座「戦後80年を考える」シリーズの第七回の企画は、沖縄戦に焦点をあて、①「牛島満と沖縄戦」、②「首里城下旧第32軍司令部壕の保存と公開の今と提案」の2テーマの講座を組みました。講師の牛島貞満さんは、元沖縄守備隊(第32軍)司令官・牛島満中将の孫です。
牛島さんは、1994年から沖縄で祖父について調べはじめ、2004年より東京、沖縄で「牛島満と沖縄戦」をテーマに授業や講演を行ってきました。さらに沖縄の基地問題について、1959年の宮森小学校米軍ジェット機墜落事件、2004年沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件について調査し、基地被害の実態を伝える活動を続けています。また首里城の地下にあった第32軍首里司令部壕について、関係者への取材や米軍資料などの調査を行い、保存・公開の必要性を訴えています。
今年4月、中谷元・防衛相は、陸上自衛隊第15旅団のHPに掲載している牛島満の「辞世の句」は、「戦争の惨禍を二度と繰り返してはならない。平和への願いだ」と説明し、6月には、沖縄戦は『捨て石作戦だった』という考えは一切持っていない」と答弁をしました。
牛島貞満さんは、沖縄戦は「本土決戦の準備のための時間稼ぎの作戦」であったこと、牛島満の辞世の句「秋待たで 枯れ行く島の青草は 皇国(みくに)の春に甦らむ」」は、「秋を待たないで枯れてしまう沖縄島の青草=若者たちの命は、天皇中心の国の春によみがえってほしい」との意味であり、天皇主権国家の存続(国体護持)を願った詩であるとくり返し語ってきています。
中谷発言や「ひめゆりの塔の説明」に関する西田発言等々、「歴史修正主義」ともいうべき動きに対し、戦争体験者の証言や数々の研究の蓄積とその継承をもって対峙する必要があると考えます。
牛島貞満さんの2回の講座を通して、沖縄戦の実相や教訓とその継承について学びたいと思います。
ご参加下さい。
主催:市民の学習・活動・交流センター シビル
立川市柴崎町3-10-4 電話:042-524-9014
メール:
civiltachikawa@yahoo.co.jp
予約は、電話かメールでお願いします。(FAXでは受け付けません)
受講料は予約後に郵便振替で送金するか、当日受付で支払って下さい。
(郵便振替口座) 00170-0-481827 シビル運営委員会
(メールで申し込まれた方は、返信メールの確認後に振込をして下さい)
牛島 貞満(うしじま・さだみつ)さん プロフィール
1953年東京生まれ。2017年3月まで東京の公立小学校教員。現在は、沖縄観光コンベンションビューローの沖縄修学旅行事前・事後学習支援アドバイザーなどの講師や平和ガイドを務めている。
講座の会場は、シビルではありません。お間違えのないようにご参加下さい。
一般社団法人 市民の学習・活動・交流センター
シビル
tel
042-524-9014 fax
042-595-9431 立川市柴崎町3-10-4