歴史散歩 ─ 玉川上水と分水、そして新田を歩く
吉宗の新田開発政策によって、ほとんど未開の台地であった武蔵野台地のあちこちに玉川上水の分水
が飲用水、生活用水、また田用水や水車の動力源として引かれ、そこに新しい村(新田)が生まれました。
7月30日(土) 集合 西武国分寺線鷹の台駅
改札口9時30分
解散 小平ふるさと村付近で2時ごろ
もちもの:飲み物/歩きやすい靴と服装で(昼食はふるさと村付近で店に入ります)
参加費:1000円(シビル会員は800円)
案内人:福田 恵一さん(中学校社会科教員)
☆申し込み用紙はコチラから
案内人からの一言
今回は、玉川上水とその分水を歩きます。玉川上水は江戸の飲み水として引かれましたが、その水路が武蔵野台地の一番高いところを通ることもあって、途中から多くの分水が引かれ、さまざまに利用されました。特に、江戸時代、吉宗の新田開発政策によって、ほとんど未開の台地であった武蔵野台地のあちこちに飲用水、生活用水、また田用水や水車の動力源として分水が引かれ、そこに新しい村(新田)が生まれました。
そんな中から、今回は小平市内に残る野中分水、田無分水、鈴木分水などをたどり、鈴木街道沿いに残る新田集落の地割、町並みや、小平ふるさと村で新田開発のようすなどを見てみたいと思います。
なお、この歴史散歩は7月27日(水)「田んぼのふるさと谷戸田、狭山丘陵を歩く」と連続講座になってもいます。小平の前身となった小川新田は、もともと狭山丘陵のすそ野にあった岸村出身の小川さんによって開発が行われました。つまり、岸村と小川村は、親村子村の関係になるわけです。27日(水)では、なぜ狭山丘陵のすそ野に古い村があるのかを、谷戸田を歩きながら考えます。
ただし、27日の主催は、シビルではなく西多摩自由大学(西多摩を中心に行われている同じような市民講座のグループ)です。もちろん、30日(土)だけでも、わかる、楽しめるよう、2コースは「読み切り・連続」のコース設定になっています。