歴史散歩 26
玉川上水を歩く−用水と川が交差したら…?
10月21日(土)
集合:JR青梅線 羽村駅 改札口 9時30分
解散:西武拝島線 武蔵砂川駅 15時ごろ
★歩きやすい靴と服装でご参加ください。昼食は福生駅周辺で店に入ります。
参加費:1000円(シビル会員は800円)
案内人:福田 恵一さん(中学校社会科教員)
★お問い合わせ/申し込み
シビル1階事務室(月曜〜土曜 午後1時〜7時)
電話:042-524-9014 fax:042-595-9431(担当 こうの)
メール:civiltachikawa@yahoo.co.jp
申し込み用チラシはこちら
案内人からの一言
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フェンスの向こうに、玉川上水と直角に交差する残堀川が見えます。 |
まずは定番の羽村取水堰〜田村分水。ここで全体像をお話し、しばらく玉川上水に沿って歩くと道は上り坂に。何せ武蔵野台地に水を流そうというのですから、当然段丘面を上らせなくてはなりません。ではどうするのか?それが体感できるのが、堂橋から宮本橋までの区間です。
宮本橋を南に折れて田村酒造に寄ります。ここは江戸末期に田村分水が引かれることによってできた酒蔵です。坂を登って(この分、まだ玉川上水は崖をのぼります)福生駅へ。ここで昼食です。
午後は電車で拝島駅に出ます。駅のすぐ北を流れる玉川上水の古い分水である拝島分水、殿ヶ谷分水の取水口を見ましょう。そこからまた電車(西武拝島線)に乗ります。次の西武立川で降りると、玉川上水はすぐ南側です。しばらく歩くと、柴崎分水(立川に向かう分水)と、砂川分水の取水口があります。2つとも現役の分水です。柴崎分水はすぐに南に折れて行きますが、砂川分水はしばらく玉川上水と平行してとなりを流れ(これが前回の「深大寺用水から深大寺へ」の深大寺用水になります)、暗渠になり消えます。
天王橋の交差点をさらに行くと玉川上水で唯一の自然河川(残堀川)との交差点になります。用水と自然河川が交差したらどうなるのか?これを現地でじっくり見ましょう。
残堀川を南に少し歩くと五日市街道が残堀橋で川を渡っていますが、実はそこに暗渠化した砂川分水が流れていて、ここでも交差が行われているのです。しかも、交差の仕方がまるで違うところがおもしろい。それを見たらこの日の歴史散歩はほぼ終了。
オプションとして、その先の源五右衛門分水取水口と、巴河岸跡(明治初期に玉川上水を船が行き来した時の河岸跡?)に、行きたい方はご案内します。