歴史散歩 18
春の妖精 カタクリを見る
4月4日(土) 集合:多摩都市モノレール 上北台駅 改札口 9時30分
解散:青梅街道 岸バス停付近 15時ごろ
(このバス停からは、立川、玉川上水、箱根ヶ崎にバスが出ています)
★歩きやすい靴と服装で参加して下さい。
★小雨決行、本格的な雨の場合は武蔵村山歴史民俗資料館を見学します。
持ち物:弁当、飲み物
参加費:1000円(シビル会員は800円)
案内人:福田 恵一さん(中学校社会科教員)
★お問い合わせ/申し込み シビル1階事務室(月曜〜土曜 午後1時〜7時)
電話:042-524-9014(担当 こうの)
メール:civiltachikawa@yahoo.co.jp
申し込み用チラシはこちら
案内人からの一言
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カタクリ |
今回は、雑木林の春の妖精(スプリング エフェメラル)カタクリの花を見に行きます。カタクリはもともと雪国の花ですが、この地に雑木林が作られるようになって、管理され下草や灌木の生えないヤマ(雑木林)の北斜面に進出しました。しかし、雑木林が管理されなくなると他の植物に負け、その姿を消します。
今回は、かつての里山(谷戸田+雑木林+……)を管理・復元している野山北公園入山の谷戸に、カタクリの群落、しかも短い花期をねらって訪ねます。
その他にもサブテーマとして
1.軽便鉄道も玉川上水につながっていた
都内でも唯一鉄道の走っていない市・武蔵村山にかつて走っていた軽便鉄道跡も歩きます。実はこの鉄道、玉川上水と深いつながりがあったのです。それは……、現地でお話ししましょう。
2.山の田んぼは田んぼのふるさと
山の中に深く入りくんだ谷に田んぼが……。「こんなところまで田んぼにして苦労したんだなぁ」山の中の谷戸田、棚田を見た人たちからよく聞く感想です。でも実は、こうした山の中の田んぼは、平野の田んぼより古くから開発され、その周辺は平野より豊かだったのです。
だから、玉川上水の分水にそって新しく開かれた新田村の親村は、この周辺にたくさん存在します。その谷戸田のすばらしさ、メカニズムも紹介します。
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野山北公園 カタクリの群落 |