歴史散歩 14
玉川上水 - 烏山分水を歩く

11月16日(土） 集合：京王井の頭線久我山駅　改札口10時
　　　　　　　　　 解散：京王線芦花公園駅　３時ごろ

久我山駅−岩崎橋−北烏山住宅−寺町−烏山住宅−蘆花恒春園−芦花公園駅

持ち物：飲み物　（昼食は途中で店に入ります。）
参加費：1000円（シビル会員は800円）　高校生500円
案内人：福田　恵一さん（中学校社会科教員）

★お問い合わせ／申し込み　シビル１階事務室（月曜〜土曜　午後１時〜７時）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　電話：042-524-9014（担当　こうの）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メール：civiltachikawa@yahoo.co.jp
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　申し込み用チラシはこちら

案内人からの一言

マンションと住宅の間の遊歩道が分水跡でした。手前にマンホールが見えます。

　羽村の堰で多摩川から取水された玉川上水からは、江戸城下に行くまでに多くの分水が引かれて、武蔵野台地の各所を潤してきました。今はすでに水が流れていない杉並、世田谷でも、その跡をたどることができます。久我山から蘆花公園にかけて、烏山分水の跡を歩きます。場合によっては一部バスを使います。

高源院の鴨池

　世田谷区烏山の寺町は、関東大震災のあと、火災にあった下町の寺院が移ってきて昭和初期にできた町で、静かなたたずまいを見せています。季節がら、紅葉を期待しています。高源院の鴨池は烏山川の水源とされていますが、烏山分水はその助水にもなっていました。
　最後に訪れる蘆花恒春園は、明治大正期の小説家、徳冨蘆花が著作活動を行った場所です。（興味のある方は蘆花の随筆集「みみずのたはこと」を読まれると、当時の分水や川についてよく書いてあるそうです。ただし、文語調の文章で漢字も難しく、なかなかほねが折れると思いますが…。）