戦後80年を考えるシリーズ・第九回企画
戦後80年・終わらない戦争の後始末
─ 未解決の戦後補償・戦後処理
講 師:有光 健 さん
(戦後補償ネットワーク代表世話人)
プロフィール
日 時 2025年11月24日(月・休)
14:00〜16:30(開場13:30)
場 所 柴中会公会堂 (地図)
受講料 1,000円(シビル会員 800円)
定 員 40名 (要予約 予約方法は下記)
2025年、シビルでは「戦後80年を考える」シリーズの市民講座を連続して企画してきました。その最後となる第九回企画は、未だに解決していない戦後補償・戦後処理の問題に焦点をあて、有光健さんにお話を伺います。
アジア・太平洋戦争の終結から80年。この戦争では、国内外で2,000万人以上の犠牲者が出たといわれています。しかし現在に至るまで、民間空襲被害、沖縄戦・南洋戦での民間人被害、外国籍のBC級戦犯者、シベリア抑留等、戦争の犠牲者の問題は、いまだに当事者らが納得できる措置が実現していません。
司法の場に訴えても「受忍論」に阻まれて問題の解決ができず、立法府での対応が強く求められています。
(※「受忍論」…戦争被害を国民は受け入れ、堪えなければいけないとする考え方)
戦後80年、この世を去る当事者や関係者はさらに増えています。国は、まるで当事者がいなくなることを待っているような姿勢に終始しています。
戦争を準備・継続するために莫大なお金を注ぎ込んだ国が、敗戦後、戦争犠牲者に対する補償を放置してきた現実を、「シベリア特措法」成立に尽力され、シベリア抑留者支援・記録センターの代表世話人でもある有光健さんから学んでいきたいと思います。
多くの方の参加をお待ちしています。
主催:市民の学習・活動・交流センター シビル
立川市柴崎町3-10-4 電話:042-524-9014
メール:
civiltachikawa@yahoo.co.jp
予約は、電話かメールでお願いします。(FAXでは受け付けません)
受講料は予約後に郵便振替で送金するか、当日受付で支払って下さい。
(郵便振替口座) 00170-0-481827 シビル運営委員会
(メールで申し込まれた方は、返信メールの確認後に振込をして下さい)
有光 健(ありみつ・けん)さん プロフィール
1951年生まれ。早稲田大学国際和解学研究所招聘研究員。
早稲田大学政治経済学部卒業。1990年代より「慰安婦」、韓国人BC級元戦犯問題、シベリア抑留者の支援など、様々な戦後処理・補償の運動に携わる。共著に『未解決の戦後補償』(創史社)、『未解決の戦後補償U・戦後70年・残される課題』(創史社) がある。
講座の会場は、シビルではありません。お間違えのないようにご参加下さい。
一般社団法人 市民の学習・活動・交流センター
シビル
tel
042-524-9014 fax
042-595-9431 立川市柴崎町3-10-4