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シビル市民講座 【シビル市民講座 第22期】 2014年5月〜7月

自伝から読む歴史4

相馬黒光と新宿中村屋 ─『黙移』を中心に


  第1回 5月17日(土)  18:00〜21:00 明治の女学生 講座概要は下記

  第2回 5月31日(土)  18:00〜21:00 明治女学校と転換期の青春 講座概要は下記
  第3回 6月14日(土)  18:00〜21:00 中村屋の開業とボース 講座概要は下記
  第4回 6月28日(土)  18:00〜21:00 中村屋をめぐる人びと 講座概要は下記
  第5回 7月12日(土)  18:00〜21:00 戦時下の中村屋とボース 講座概要は下記
  第6回 7月26日(土)  18:00〜21:00 焼け跡の中から 概要は下記
★番外 日程未定 中村屋のカリーを食べにいく。

相馬黒光
相馬 黒光
 新宿中村屋の創業者相馬黒光(1876〜1955)は、明治9年仙台生まれ(本名/良)、キリスト教の女子教育を受けた先進的な女性の一人でした。信州出身の相馬愛蔵と結婚した黒光は、二人で本郷の東大前にパン屋を開業、それが中村屋の始まりでした。その後、商人としての活動もさることながら、新宿に移った中村屋を本拠に、彫刻家荻原碌山や画家の中村彝、盲目の詩人エロシェンコらと結んだ多彩でかつ真摯な交友は、心を打つものがあります。とくに、インド独立運動の志士ラス・ビハリ・ボースをかくまったエピソードは、中村屋のカレーの起源としても知られ、近年、新しい研究も現れています。
インドの詩聖タゴールを迎えたボース一家と相馬夫妻
インドの詩聖タゴールを迎えた
ボース一家と相馬夫妻
 黒光の自伝『黙移』(女性時代社/1936年)は、ボースと結婚した長女俊子が心労で他界するまででほぼ終わっています。しかし、その後も黒光はいくつかの著作を残しています。戦時下、空襲で中村屋が焼失し、五日市近くの寺に疎開した生活、また戦後再建の苦労は、愛蔵との共著『晩霜』(東西文明社/1952年)に記録されています。講座では、『黙移』を軸に、愛蔵の著書『一商人として』(岩波書店/1938年)や黒光の他の著作などを参考にして、明治から昭和へと市井に生きた愛蔵と黒光、また中村屋の歩みを通して、日本とアジアの近代史を考えていきたいと思います。

  講師 加藤 晴康さん  略歴は下記
  会場 シビル 2階2A室地図参照 JR中央線立川駅南口徒歩3分 モノレール立川南駅徒歩1分)
  参加費 1回 1000円、会員・学生・経済的困窮者1回 800円(全回前納者5000円・会員4000円)
  定員 20人 定員一杯になり次第締め切ります。
  お問い合わせ/お申込み シビル1階事務室
(午後1〜7時 メール申し込みも可)
                      Tal&Fax:042-524-9014 Mail:civiltachikawa@yahoo.co.jp
   ●オススメ 郵便振替口座 口座番号「00170-0-481827 シビル運営委員会」
     振替用紙に、どの回を申し込むか、氏名・住所・電話・メールアドレス等を明記してください。


講師略歴:加藤 晴康かとう・はるやす)さん

 1936年愛知県生まれ。東京大学大学院で西洋史を専攻。フランスの社会思想、社会運動、植民地関係史を主に研究。愛知県立大・横浜市立大で西洋史・国際関係を担当。横浜市立大名誉教授。現在は、高校世界史教科書の編集・執筆、日本寄場学会の活動に携わっている。『ブランキ革命論集』(現代思潮社/編訳)、『ヨーロッパ近代史再考』(ミネルヴァ書房/共著)、『歴史として、記憶として─「社会運動史」1970〜1985─』(御茶の水書房/共著)などがある。


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【各回の概要】

第1回 5月17日(土)18時〜21時 「明治の女学生」

小学校を出て入学した宮城女学校でストライキに遭遇し、退校。横浜フェリスを経て明治女学校に入った星良(黒光)。島崎藤村らの教師陣に接し、明治文学の青春の息吹に触れながら成長する。


第2回 5月31日(土)18時〜21時 「明治女学校と転換期の青春」

 明治女学校をめぐる人びと。北村透谷の自殺と親友斉藤冬の死。従妹佐々城信子の国木田独歩との結婚とその破綻。おりから日本は日清戦争を経て曲がり角を迎える時代でもあった。


第3回 6月14日(土)18時〜21時 「中村屋の開業とボース」

作家志望を捨て、相馬愛蔵と結婚した黒光は、本郷でパン屋を始める。明治42年、新宿の現在地に移る。やがて第一次大戦下、インドより亡命したビハリ・ボースをかくまう。長女俊子は彼と結婚する。


第4回 6月28日(土)18時〜21時 「中村屋をめぐる人びと」

中村屋は黒光を中心に多くの芸術家や文学者らが行き交い、中村屋サロンとさえ呼ばれるようになる。なかでも彫刻家の荻原碌山、またロシアの詩人エロシェンコの中村屋との結びつきは忘れがたいものだ。


第5回 7月12日(土)18時〜21時 「戦時下の中村屋とボース」

第二次大戦下1945年1月、ビハリ・ボースは死去。ボースと俊子との間に生まれた正秀は沖縄戦で死亡する。「アジア解放」をうたったこの戦争の打撃は、中村屋とその縁ある人びとをも容赦なく襲う。


第6回 7月26日(土)18時〜21時 「焼け跡の中から」

戦災で住居、店を失った愛蔵と黒光は、現あきる野市の寺に疎開。そこでの生活の詳細な記録を残している。そして終戦、焼け跡に進出する暴力団と対抗しながらの商売の再建。戦後の歩みが始まる。


   ★番外 自由参加で、中村屋のカリーを食べにいく。(日時未定)


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